SORACOM で試してみたいテクノロジー・トレンド 2021年12月版
本記事は SORACOM Advent Calendar 2021 の 21 日目の記事です。
2021 年をふりかえる
SORACOM UG 信州と農業活用コミュニティの中の人???
とはてな???がつくぐらい何もできませんでした・・・
(〇撃の巨人の「何の成果も・・・」の 1 コマを思い浮かべてください)
ただ、気になるテクノロジー・トレンドはウォッチしていたので、ちょっと整理して活動再開時におさわりできるよう準備をしたいと思い記事に残したいと思います。
※調べてみた系記事なので今年は Qiita ではなくはてぶろになりました
気になるテクノロジー
Edge Impluse
Arduino の News Letter でたまたまみかけた、豚の呼吸器疾患を早期発見するという記事で知ったのが最初でした。
日本語の情報は少ないですが、公式ドキュメントの開発ボードに SONY SPRESENSE や Raspberry Pi 4、またコミュニティボードとして Seeed Wio Terminal など日本国内でも購入できるデバイスが対応しているので、試しやすいかなと思っています。(まだ触れてない・・・
Raspberry Pi Zero 2 W
Raspberry Pi Zero W の後継ボードです。
1GHz 駆動 4-Core 64-bit ARM Cortex-A53 プロセッサとなり、処理性能が向上しているとのこと。
その分消費電力は増えますが・・・エッジ側であれこれ処理をさばけるようになるので安価なのにいろいろこなせそうな予感。 上記の Edge Impulse が Zero 2 W をサポートしたら面白そう。
そして SORACOM Arc の出番が増える(かも
Seeed reTerminal
巷で話題の 5 インチタッチパネルつき Raspberry Pi Compute Module 4 搭載デバイスです。
詳しい説明は今朝 fabcross の記事がアップされてたのでそちらをご覧ください(ステマ?
ここ数年、組込み GUI アプリケーション開発をしていたということもあり、GUI アプリを気軽に作って試せるデバイスがでてちょっと試してみたいということで、ポチってしまいました。
Qt + Python とか .NET とかいろいろ組み合わせあって気になるなぁ。
Seeed K.K. 松岡さんの .NET + Avalonia の記事。
.NET nanoFramework
.NET での開発経験が多いので、組込みファームウェアを C# で書けるというのはうれしいところ。 Visual Studio でのクロスプラットフォーム開発ができるなら便利だろうて。
最近だと M5Stack シリーズにも対応との話があり、 M5Stack 界隈でも気になる存在?となりつつあります。
こちらは実際に ATOM Matrix で動かしたみた動画。
GL.iNet
安価ながら、Openwrt や OpenVPN/WireGuard 対応のルーターを開発・販売しているメーカーです。 SORACOM Arc の登場で WireGuard 対応デバイスということで試してみた記事でもちょくちょく目撃します。
ソラコム j3tm0t0 さんの記事(Microuter-N300)
また最近は 4G LTE モデム搭載のルーターも発売されています。
搭載モデムは Quectel EG25-G なので SORACOM Air もつかえる(はず
ちなみに、ちょうど Amazon でセールしているみたいで、割引クーポンがちらほらあります。 おもちゃ感覚で 1 台ポチってしまった。
おわりに
気になるモノがいっぱいでてきてくれたので、2022 年はぼちぼち活動再開していきたいです(希望